40代になって「ジムに通ってみたいけど、何から始めればいいかわからない…」と感じていませんか?
この記事では、ジム初心者の40代・50代女性に向けて、無理なく始められる基本のトレーニングメニューをご紹介します。筋力アップや代謝の改善を目指す方にぴったりの内容です。

体が軽くなり、日常の動きもラクになった今は、自宅で無理なく続けられる筋トレを習慣にしています。
ライザップWOMANで得た知識をもとに、40代女性が安心して始められるトレーニング情報を発信中です。
ジム初心者の40代・50代女性におすすめする理由
40代・50代は筋トレの分岐点
40代・50代は、筋肉量の減少が加速し始める年代です。代謝が落ちやすく、放っておくと体型の崩れや体調不良を感じやすくなります。
しかし、適切な筋トレを取り入れることで、代謝を維持し、若々しさを保つことが可能です。この年代は“やるかやらないか”の分かれ道になります。
特に女性はホルモンバランスの変化もあるため、筋トレで体を支える筋肉をしっかり育てることが健康維持のカギとなります。
ジムならではのメリットとは?
自宅でのトレーニングと違い、ジムにはマシン設備が充実しており、安全かつ効果的に筋肉を鍛えられます。
特に初心者は正しいフォームや負荷のかけ方が難しいため、ジムの環境で習慣化することは大きなメリットになります。
プロのアドバイスを受けられるジムもあり、効率よくトレーニングを継続しやすいです。また、周囲に頑張る人がいることで自然とモチベーションも維持しやすく、継続の力になります。
自己流との違いを実感しよう
自宅で動画を見ながらの自己流トレーニングは、フォームが間違っていたり、負荷が足りなかったりと効果が出にくいこともあります。
ジムでは正しい動きを確認しながらトレーニングできるため、筋肉への効率的な刺激が得られます。
40代・50代の女性にとっては、体に無理をかけずに“効かせる”ことが重要になります。ジムで得られる効果や変化を実感すれば、自己流では得られなかった結果に納得するはずです。

そして、昔若い頃に通っていた時より、40代・50代の方が増えたような気がします。
ジム初心者のための基本トレーニングメニュー(週2〜3回)
マシンを使った全身メニュー(例:レッグプレス、ラットプルダウンなど)
ジム初心者の40代・50代女性には、まずはマシンを活用した全身トレーニングが安心です。マシンは動きが固定されているため、フォームを崩しにくくケガのリスクも低くなります。
おすすめは、下半身を鍛える「レッグプレス」や、背中と腕を引き締める「ラットプルダウン」。
大きな筋肉を効率よく使えるため、代謝アップにも効果的です。全身をバランスよく鍛えることで、姿勢改善や疲れにくい体を目指せます。
1回30〜45分で完結するメニュー例
忙しい40代・50代女性でも無理なく続けられるように、1回30〜45分で完結するメニューがおすすめです。
例えば、「5分のウォーミングアップ→マシン3種(各3セット)→ストレッチ10分」といった流れが理想です。
集中してトレーニングすれば、短時間でも十分に効果が得られます。週2〜3回の頻度を守れば、徐々に筋力がつき、体力や見た目にも変化が現れやすくなります。
おすすめセット数と重量の目安
ジム初心者が迷いやすいのが、セット数と重量の設定です。40代・50代女性であれば、最初は「10回で少しきつい」と感じる重さで、1種目あたり2〜3セットが目安です。
無理なく続けることが重要なので、慣れるまでは軽めでもOK。しっかり効いている感覚を大切にしましょう。フォームが安定してきたら、徐々に重量やセット数を増やすことで、筋力アップとボディラインの変化を実感できます。

40代女性が気をつけたいポイント
フォームの安定が最優先
40代・50代の女性が筋トレを始める際、まず重視したいのが正しいフォームの習得です。
無理に重い重量を扱うよりも、安定したフォームで筋肉に効かせることが重要。フォームが乱れると、関節や腰に負担がかかり、ケガの原因にもなります。
初心者はジムのスタッフに確認してもらったり、鏡で自分の動きをチェックする習慣をつけましょう。
体に無理のない姿勢で、安全かつ効果的に筋トレを進めることが、継続のコツです。
更年期世代の体調変化や生理周期との向き合い方
40代・50代の女性にとって、更年期はホルモンバランスが大きく変化する時期になります。急な倦怠感や頭痛、気分の浮き沈みなど、日によって体調が大きく左右されることもあります。
ジム通いを続けるうえでは、無理せず「今日は休む」「今日は軽めに」という柔軟な判断が大切です。また、生理周期に合わせて負荷を調整することで、継続しやすくなります。
大切なのは「頑張る日」と「休む日」のバランス。自分の体の声を聞きながら、無理なくトレーニングを続けることが、更年期を乗り越える力にもつながります。
頑張りすぎない習慣づくり
ジム初心者の40代・50代女性にとって、筋トレを習慣にするうえで大切なのは「頑張りすぎないこと」です。
最初から完璧を目指すと、続かない原因になります。「週2回ジムに行けたらOK」「今日はウォーキングだけ」など、自分に優しいルールを決めるのがコツです。
続けるうちに筋肉も体力もついてくるので、焦らずコツコツが最も効果的。小さな積み重ねが、将来の体と心の健康に大きな差を生みます。

ジム初心者にありがちなNG行動とその対策
他人と比べる
ジムに通い始めたばかりの40代・50代女性がやりがちなのが、周囲の人と自分を比べて落ち込むことです。
「あの人はあんなに動けるのに…」と感じても、体力や経験は人それぞれです。特にこの年代は、更年期による体調の波もあるため、自分のペースで取り組むことが何より大切になります。
筋トレの効果はすぐには出ませんが、継続すれば確実に変化が現れます。他人と比べるのではなく、過去の自分と比べることがモチベーション維持のコツです。
無理に重い負荷を使う
初心者がやりがちな失敗が、早く成果を出したいあまりに重すぎるウエイトを使ってしまうことです。
特に40代・50代女性は関節や筋肉の回復力が若い頃とは違います。無理な負荷はケガのもと。
最初は「これでいいの?」と思うくらい軽めでも十分です。正しいフォームで行うことが筋トレ効果を最大限に引き出すポイントです。
焦らず、少しずつ負荷を上げていくのが、ケガを防ぎながら結果を出す近道です。
継続できない理由は「最初の設定」にあり
「思ったよりきつくて通えなくなった」という声の多くは、最初に自分に合わないスケジュールや負荷を設定してしまったことが原因です。
特に40代・50代の女性は、家事や仕事の負担も大きく、無理のあるプランは継続の妨げになります。週1〜2回、30分の軽めのメニューから始めて、徐々に習慣化するのがポイントです。
無理のない設定から始めることで、筋トレが長く続き、自然と成果にもつながっていきます。
まとめ|まずは週2回の習慣化から始めよう
少しずつ変わる体を楽しもう
ジム初心者の40代・50代女性にとって、筋トレは体型を整えるだけでなく、健康を守る強い味方。最初は「本当に変われるの?」と不安に思うかもしれませんが、週2回のトレーニングを続けることで、少しずつ筋肉がつき、姿勢が良くなり、疲れにくくなっていくのを実感できます。
体重が急に減らなくても、体が締まってくる、洋服が似合うようになるなど、見た目の変化も楽しみのひとつです。
特に更年期世代は、ホルモンバランスの変化で気分が落ち込みやすくなりますが、体を動かすことで気持ちも前向きになります。変化を焦らず、週2回の積み重ねを大切にすることで、自信と笑顔を取り戻せるはず。変わっていく“今の自分”を楽しみましょう。
ジムが“自分時間”になる未来へ
40代・50代になると、家族や仕事のことで毎日があっという間に過ぎていき、「自分のための時間」が後回しになりがちです。
でも、ジムでのトレーニングは、そんな女性たちにとって大切な“自分時間”になります。週2回、30分〜1時間だけでも、自分の体と心に向き合う習慣ができれば、生活の質が一気に高まります。
ジムでは他人に気を遣う必要もなく、集中してトレーニングできる環境が整っているので、家では得られないリフレッシュ効果も期待できます。
40代・50代は体調の変化に敏感な時期だからこそ、自分を大切にする時間が必要です。ジム通いが「やらなきゃ」ではなく「行きたい」「自分らしくいられる時間」になると、筋トレも自然に続いていくもの。忙しい日々のなかでこそ、ジムでの時間を自分へのご褒美にしてみませんか?