食事メニュー

筋トレ効果を高める!40代・50代女性のための食事メニュー例

筋トレ効果を高める!40代・50代女性のための食事メニュー例

筋トレを始めたけれど、「なかなか効果が出ない…」と感じていませんか?実は、40代・50代の女性にとって、筋トレの成果を左右するのは“食事”です。

筋肉をつけるには、タンパク質だけでなく、ビタミンや脂質のバランスも大切。さらに、更年期世代はホルモンバランスの変化により、太りやすく痩せにくくなる傾向があるため、無理な制限よりも「しっかり食べて引き締める」食事が効果的です。

本記事では、実際に私がライザップウーマンで実践していた40代向けの食事メニュー例をご紹介。「何を食べたらいいかわからない」と悩む方の参考になるよう、朝・昼・夜の具体例とポイントを丁寧にまとめました。

positive
positive
食べることを我慢せずに体を整える方法を、ライザップWOMANで学んできた、kaeco(かえ子)です。
食事のタイミングやPFCバランスを意識するようになってから、筋肉量が増え、太りにくい体に変化しました。
現在はその知識をもとに、40代女性でも続けやすい食事管理のヒントを発信しています。

 

40代・50代女性の筋トレには「食事」が超重要!

40代・50代の女性が筋トレを始めるとき、トレーニング内容ばかりに意識が向きがちですが、実は食事の内容が筋トレの成果を大きく左右します。特に更年期前後はホルモンバランスの変化により、筋肉がつきにくく、疲れもたまりやすい時期。だからこそ、「何をどう食べるか」が重要なのです。

筋トレによって筋肉に刺激を与えるだけでなく、その筋肉を修復・成長させるためには、正しい食事が必要不可欠。せっかく頑張っても、食事が不十分だと筋肉が育たず、疲労も抜けにくくなってしまいます。40代・50代の体に合った食事法を取り入れることで、効率的に筋力アップが目指せます。

 

筋肉を増やすにはタンパク質だけでは不十分

筋肉をつけるにはタンパク質が大事、というのはよく聞く話です。確かにそれは正解ですが、40代・50代の女性にとっては、タンパク質だけに偏った食事ではうまく筋肉がつかないケースもあります。なぜなら、年齢とともに代謝が落ち、消化吸収の力も弱まってくるからです。

筋肉の合成には、タンパク質だけでなく、ビタミンB群やマグネシウム、炭水化物などの栄養素も必要不可欠です。特にビタミンB6は、タンパク質の代謝を助ける重要な栄養素。バランスの取れた食事を心がけることで、筋トレ効果が何倍にも高まります。

つまり「タンパク質だけ食べていればOK」という時代は終わり。栄養の“チーム力”を意識した食事が、40代・50代女性の筋トレには求められているのです。

 

更年期世代は栄養の“吸収力”も意識しよう

40代・50代の女性は、加齢や更年期によって栄養の“吸収力”が低下しやすくなります。いくら良いものを食べても、体に取り込めなければ意味がありません。これは筋トレの成果にも直結する重要なポイントです。

たとえば、胃腸の機能が弱くなると、タンパク質やビタミンの吸収効率も下がり、筋肉がつきにくくなってしまいます。だからこそ、食事内容だけでなく「消化に優しい食材を選ぶ」「温かいものを食べて内臓を冷やさない」などの工夫も大切です。

さらに、発酵食品や食物繊維を適度に取り入れて腸内環境を整えることも、栄養の吸収をサポートするカギとなります。40代・50代の筋トレを成功させるには、「何を食べるか」に加えて「どう吸収するか」にも目を向けることが大切です。

 

筋トレ効果を高める1日の食事メニュー例【実体験あり】

40代・50代の女性が筋トレを行う際、トレーニングの内容以上に重要なのが“食事管理”です。年齢とともに基礎代謝が落ち、筋肉量も減少しやすくなるため、「何をどのタイミングで食べるか」が筋トレ効果を左右します。

ここでは、実際に私がライザップウーマンに通っていたときに行っていた1日の食事例をご紹介します。筋肉を育てながら、脂肪を増やさない工夫をしていたポイントを具体的に解説します。40代・50代の方がすぐに実践できる内容なので、ぜひ取り入れてみてください。

 

朝食:たんぱく質とビタミンで代謝アップ

朝食は1日の代謝スイッチを入れる大切な食事です。特に40代・50代女性は、寝起きの体温が低く、代謝も落ちているため、ここでしっかり栄養を摂ることで筋トレの土台が整います。

私が実際に摂っていた朝食は、目玉焼きやサラダチキン、納豆などのたんぱく質に加え、ブロッコリーやトマトといったビタミン豊富な野菜を組み合わせたメニュー。そこに玄米やオートミールを少量足して、エネルギーも補給します。

忙しい朝でも、調理が簡単な食材を活用すれば5〜10分で完成します。「朝はコーヒーだけ」ではなく、しっかり食べることで筋肉の合成が始まり、1日を元気にスタートできます。

 

昼食:エネルギーと栄養のバランスを意識

昼食は、午後の活動エネルギーを補いながら、筋肉の維持にもつながる食事です。特に更年期の40代・50代女性は、血糖値の急上昇を避けるためにも、炭水化物とたんぱく質、野菜のバランスが重要です。

私が意識していたのは、鶏むね肉や魚の塩焼き、豆腐ハンバーグなどの高たんぱく質メニューに、根菜を使った煮物やひじきの和え物などの副菜を合わせること。主食は白米よりも玄米や雑穀米にし、血糖値の上昇を緩やかにするよう工夫していました。

外食時もサラダやゆで卵をプラスするなど、栄養の偏りを防ぐだけでも、筋トレ効果の差を感じられるようになります。

 

夕食:脂質を抑えつつ、しっかり食べて回復

夕食は、1日の活動で消費された栄養を補い、筋肉の回復をサポートする重要なタイミングです。ただし、40代・50代になると夜遅くに食べると脂肪として蓄積されやすくなるため、食べる量や内容には注意が必要です。

私の場合、夕食では良質なたんぱく質を中心に、脂質を控えめにすることを意識していました。たとえば、白身魚のグリルや鶏ささみのスープ、豆腐と野菜の炒め物などを組み合わせ、満足感はありつつ胃腸に負担をかけないメニューが基本です。

また、夜に食べすぎると睡眠の質にも影響します。しっかり食べることと、脂質・糖質を抑える工夫の両立が、筋トレの成果を高める秘訣です。

 

筋肉を育てるために取り入れたい食材ベスト10

40代・50代女性が筋トレで筋肉をつけるためには、運動だけでなく「食材選び」がとても重要です。年齢とともに筋肉がつきにくくなるため、体づくりに効果的な食材を意識的に選ぶことが、健康的なボディメイクの近道になります。

筋肉を育てるには、たんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルなどの栄養素もバランスよく摂取することが大切です。特に更年期を迎える世代は、代謝が落ちたり、ホルモンバランスが乱れやすかったりするため、普段の食事から体の土台を整えることが必要です。

ここでは、私自身がライザップウーマンで学んだことをもとに、「筋肉を育てるのにおすすめの食材ベスト10」をご紹介します。手に入りやすく、すぐに取り入れられる食材ばかりなので、毎日の食卓にぜひ活用してください。

順位 食材 ポイント
1 良質なたんぱく質とビタミンB群が豊富
2 鶏むね肉 高たんぱく・低脂質でコスパ抜群
3 豆腐 大豆由来の植物性たんぱく+イソフラボン
4 ブロッコリー ビタミンCとカルシウムで代謝をサポート
5 アボカド 良質な脂質でホルモンバランスも整う
6 雑穀米 ミネラル・食物繊維豊富で血糖値の急上昇を防ぐ
7 鮭(さけ) オメガ3脂肪酸が豊富で抗炎症作用あり
8 納豆 発酵食品+植物性たんぱくで腸活にも◎
9 ギリシャヨーグルト 高たんぱく&乳酸菌で筋肉の回復に効果
10 ほうれん草 鉄分と葉酸が多く、貧血予防に効果的

 

卵、鶏むね肉、豆腐などの高たんぱく食材

筋肉を育てるには、やはり「たんぱく質」が欠かせません。特に40代・50代女性は、1日の必要たんぱく質量が不足しがちなので、日々の食事で意識的に高たんぱく食材を取り入れることが大切です。

まずおすすめなのが「卵」。完全栄養食品ともいわれ、手軽に高品質なたんぱく質を摂ることができます。朝食にゆで卵や卵焼きとして取り入れるだけでも、1日のスタートが変わります。

次に「鶏むね肉」。脂質が少なく、高たんぱく・低カロリーなため、ダイエット中でも安心して食べられる食材です。私はよく塩麹や酒で下味をつけて、しっとり仕上げるようにしていました。

そして「豆腐」も優秀な植物性たんぱく源。納豆や厚揚げなどの大豆製品もバリエーション豊富に使えるので、飽きずに続けやすいです。胃腸に負担をかけずにたんぱく質が摂れるので、体調がすぐれないときでも取り入れやすいですよ。

 

ブロッコリー、アボカド、雑穀米などのサポート食材

筋肉を効率よく育てるには、たんぱく質だけでなく“その働きをサポートする食材”も一緒に摂ることが大切です。特にビタミン・ミネラル・食物繊維といった栄養素は、40代・50代の女性にとってホルモンバランスや代謝を整えるうえで重要な役割を果たします。

「ブロッコリー」はビタミンCや鉄分、食物繊維が豊富で、たんぱく質の吸収を助けてくれる食材。蒸したり炒めたりするだけで彩りも良く、毎日の食事にプラスしやすいです。

「アボカド」は“森のバター”とも呼ばれ、良質な脂質とビタミンEを多く含みます。適量であれば筋肉の回復や抗酸化作用に役立ち、40代以降の女性の美と健康をサポートしてくれます。

そして「雑穀米」。白米だけでは摂れないミネラルや食物繊維を手軽にプラスでき、血糖値の急上昇を抑える効果もあります。玄米と混ぜたり、五穀米にするなど、主食を少し工夫するだけで体づくりの効率がぐんとアップします。

 

無理しない!筋トレ女子のための食事のコツ

筋トレを頑張っている40代・50代女性にとって、食事は「我慢」するものではなく、「成果を引き出すための戦略」として考えるのがポイントです。年齢を重ねると基礎代謝が下がる一方で、ホルモンバランスの変化も重なり、栄養の吸収や筋肉の合成に影響が出やすくなります。そのため、無理な糖質制限や過度なカロリーカットは、かえって筋肉量の低下や体調不良を引き起こす原因になりかねません。

大切なのは、必要な栄養をしっかり摂りながら、体を変えていくこと。特にたんぱく質やビタミンB群、鉄分、カルシウムなどを意識的に摂ることが、筋トレ効果を最大化するカギになります。筋トレは「食べなきゃ育たない」と言われるほど、栄養との相性が重要。食べる内容を見直すだけで、トレーニングの成果は大きく変わります。

 

「制限」より「戦略的に食べる」が成功のカギ

40代・50代になると「食べたら太る」という不安から、つい食事量を減らしてしまいがちです。でも、筋肉を育てたいならむしろ“戦略的に食べる”ことが大切です。空腹を我慢するのではなく、必要なタイミングに、必要な栄養をきちんと摂ることで、体はしっかり応えてくれます。

たとえば、筋トレ後30分以内の「ゴールデンタイム」にたんぱく質を摂ると、筋肉の回復と成長が促進されます。また、朝食に炭水化物とたんぱく質を組み合わせると、1日の代謝が上がりやすくなります。夜は脂質を控えめにして、消化の良い食材で内臓を休ませてあげると、翌朝のコンディションも整いやすくなります。

食事は敵ではなく、味方です。「○○はダメ」ではなく、「○○をこう摂ればOK」という柔軟な思考に変えると、ストレスなく継続できます。

 

プロテインやサプリはどう取り入れる?

筋トレ女子にとって、プロテインやサプリメントは「足りない栄養を補うためのサポーター」です。40代・50代になると、1日の必要たんぱく質量を食事だけで摂るのが難しい日もあります。そんなときに、プロテインドリンクを活用することで、効率的に筋肉の材料をチャージできます。

特におすすめなのは、トレーニング後のプロテイン摂取。吸収の早いホエイプロテインで20g前後のたんぱく質を補うと、筋肉の回復をサポートできます。また、鉄分やマグネシウム、ビタミンB群なども、食事で不足しがちな栄養素。これらはサプリで補うと、貧血予防や疲労回復に役立ちます。

ただし、サプリメントはあくまで「補助」。基本はバランスの良い食事が土台です。体調やライフスタイルに合わせて、無理なく上手に取り入れるのがポイントです。

 

まとめ|食事を味方につけて、筋トレ効果を最大化しよう

40代・50代女性が筋トレの成果を感じるためには、「トレーニング×食事」の掛け算がとても大切です。食べることを怖がらず、体の声を聞きながら、必要な栄養をしっかり摂ること。これが、無理なく理想の体をつくる近道です。

「食事を減らす」ではなく「選んで食べる」。この考え方にシフトできれば、ストレスなく筋トレを継続でき、体の変化も感じやすくなります。未来の自分に自信が持てるように、まずは今日の食事から見直してみましょう。

  • この記事を書いた人

kaeco

48歳2児の母・身長:166cm/体重:45〜47kg /資格:ダイエット検定1、2級/職業:某企業で企画デザインの仕事/出身地:東京都/好物:焼肉、ビール/ただ痩せるだけでなく健康的にボディメイク真っ最中!いっぱい食べていっぱい動く!